新型コロナワクチン副反応のバイオマーカーを発見

【ポイント】

  • 新型コロナワクチン被接種者の血液などの分析を行い、副反応と関連するバイオマーカーを発見した。
  • 副反応が軽減された国産の新型コロナワクチン開発につながると期待される。
    【概要説明】

 熊本大学大学院生命科学研究部 免疫学講座の押海裕之教授、小児科学講座の中村公俊教授、皮膚病態治療再建学講座の福島聡教授らの研究グループは、新型コロナワクチン接種に関する臨床研究を行い、ワクチン副反応と関連するバイオマーカーを発見しました。ワクチン接種をめぐっては、副反応への不安の声が一定数あります。今後、本研究をもとに、さらに研究開発を続けることで、副反応がほとんどない国産の新型コロナワクチンの開発などにつながると期待されます。本研究成果は令和4年2月8日に、科学雑誌「NPJ Vaccines」に発表されました。
 本研究成果は、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の新興?再興感染症に対する革新的医薬品等開発推進研究事業「高齢者の予防効果を改善する細胞外小胞添加ワクチンの研究開発」の支援を受けて実施したものです。


【論文情報】

論文名:Circulating extracellular vesicle microRNAs associated with adverse reactions, proinflammatory cytokine, and antibody production after COVID-19 vaccination
著者: Yusuke Miyashita, Takanobu Yoshida, Yuriko Takagi, Hirotake Tsukamoto, Ken Takashima, Takahisa Kouwaki, Katsunari Makino, Satoshi Fukushima, Kimitoshi Nakamura and Hiroyuki Oshiumi
掲載誌:NPJ Vaccines
Doi: 10.1038/s41541-022-00439-3
URL: https://www.nature.com/npjvaccines/

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【詳細】 プレスリリース(PDF852KB)

お問い合わせ

熊本大学大学院生命科学研究部
担当:教授 押海 裕之
電話:096-373-5135
E-mail:oshiumi※kumamoto-u.ac.jp

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