熊本大学キャンパスミュージアムシンポジウムを開催しました!

熊本大学では、大学が保有する五高記念館等重要文化財を中心とした歴史的?文化的価値のある建造物や研究資源を活用し、キャンパスの広域をミュージアム化するキャンパスミュージアム構想を掲げています。
その構想推進に向けた取組の一環として、去る1015日に工学部百周年記念館にて、熊本大学キャンパスミュージアムシンポジウム「デジタル技術が切り開く地域文化財の未来」を開催しました。本学の学生?教職員のほか、自治体関係者等一般の参加者を含め約130名が参加しました。
 本シンポジウムでは、金田 明大国立文化財機構奈良文化財研究所埋蔵文化財センター長による「文化財記録の来し方と行く末2022―変化する/しない考えと技術―」と題した基調講演のほか、近年盛んに行われている最新のデジタル技術を用いた文化財の調査?研究?記録?修復の手法などについて、文化財調査の最前線で活躍される先生方より現場での実践をご報告いただきました。その後のパネルディスカッションでは、「文化財のデジタル化時代における大学博物館の役割」について、活発な議論が行われました。
シンポジウム後のアンケートでは、「デジタル面から見るというのが新しくて良かった。」「具体的な事例を提示しながらデジタル技術の現状について充実した話が聞けた」「「熊本大学に博物館が出来たらぜひ行ってみたい。」「今後もイベントに参加したいと思いました。」といった感想が寄せられ、有意義なシンポジウムとなりました。


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お問い合わせ

熊本大学キャンパスミュージアム推進室

096-342-2864(社会共創推進課096-342-2047)

museum[AT]kumamoto-u.ac.jp ※ [AT] を @ に書き換えてご使用ください。