第3回関西連合同窓会
「第3回熊本大学関西連合同窓会」が開催されました
「第3回熊本大学関西連合同窓会」が、平成25年11月30日(土)大阪市都島区の太閤園において、熊本から谷口功熊本大学長、各同窓会会長他を招き、合計176名の参加を得て開催されました。
会では、小野田敏行幹事(工業会神戸支部長、昭和48年工学部卒)の司会進行の下、まず総会が行われ、西山多加志会長(前工業会大阪支部長、昭和44年工学部卒)、岡村宏熊本大学同窓会連合会会長(工業会会長、昭和29年工学部卒)による挨拶の後、役員等紹介、卒業生表彰受賞者紹介が行われました。
西山会長からは、多数参加いただいたことへの謝意と学部を越えた同窓会活動を推進し母校に協力していきたい旨が述べられ、岡村会長からは関西に次ぐ連合同窓会として来年4月に九州連合同窓会が設立されるので是非支援をお願いしたい旨が述べられました。
続いて講演会が開催され、最初に谷口学長から「国立大学の新たな飛躍に向けて-国立大学を取り巻く状況とその将来-」と題した基調講演が、続いて山西嘉晴 氏((財)東京都医学総合研究所客員研究員(元エーザイ株式会社)、昭和43年薬学部卒)から「アルツハイマー型認知症治療薬の研究開発-現在から未来に 向かって-」と題した特別講演が行われました。
谷口学長からは、熊本大学が全国の国公私立大学から22機関のみが採択される文部科学省研究大学強化促進事業に採択されたことや熊本大学を象徴的に表す言葉として「創造する森 挑戦する炎」を策定したことなど、大学の近況について報告があり、生命系?自然系?人文社会系を有する総合大学として、研究?教育?国際化を更に推進し平成の五高となる旨の力強いメッセージが発せられました。
- 基調講演の資料は こちら (1545KB)
山西講師からは、世界初の認知症治療薬である「アリセプト」の開発に伴う苦労話や、最新の研究状況が述べられました。講演の最後には浴風会病院長大友英一 氏の「認知症予防10か条」の紹介があり、認知症予防には何より日頃の生活が大切であるなどの言葉に参加者は熱心に耳を傾けていました。
講演会終了後に開催された交流会では、中野栄二東京連合同窓会会長(東京バッテン会会長、昭和42年薬学部卒)からの挨拶に続き、佐々木興三副会長(関西 武夫原会会長、昭和40年法文学部卒)からの発声で乾杯が行われ、参加者は世代や学部を超えた交流を行い、同窓生同士の、また熊本大学との絆を一段と強めていました。
会の終盤では、川上伸二熊本県大阪事務所次長(昭和61年法学部卒)からの挨拶の後、引き続き、体育会応援団の西本徹さん(第41代応援団団長、理学部2年次)と山口昌哉さん(法学部1年次)から、“巻頭言”及び“五髙寮歌”が披露され、五高スピリットである「剛毅木訥(ごうきぼくとつ)(理想を高く、志を強く、そして素朴であれ)」の精神の下、参加者は手拍子を打ちながら盛大に合唱しました。
閉会に当たっては、桑野幸徳名誉会長(昭和43年理学部卒)から、熊本大学の最近の活躍を賞賛するとともに、更に同窓会として応援していきたい旨の挨拶が行われ、相本太刀夫副会長(薬学部同窓会大阪支部長、昭和41年薬学部卒)から、更に盛会とするため次回一人は友人を連れてくることを宿題とするなどの辞があり、盛況のうち終了となりました。
次回は平成26年11月29日(土)同会場にて「第4回熊本大学関西連合同窓会」が開催される予定です。
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