環境報告書
熊本大学環境報告書『えこあくと』
トップメッセージ
エコ?キャンパスの創造と発信に向けて
手を取り合い "OneTeam"となって 力強く着実に
近年、世界各地で大規模な地震や台風、集中豪雨、火山の噴火、熱波や寒波などによる深刻な被害が頻発しています。
2020年8月17日には静岡県の浜松地点で最高気温が41.1度を記録し、その一昨年度は埼玉県の熊谷地点でも最高気温が
41.1度を記録(ともに気象庁観測史上第1位)するなど、我が国においても体温をはるかに超える厳しい暑さが各地で
記録されており、地球温暖化の影響を肌で感じることが増えております。
昨年度は、第六次エネルギー基本計画が閣議決定され、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)で報告された内容や
我が国における2030年度の新たな温室効果ガス排出削減目標等の新たな方針が加わった計画ができました。
また、プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律(略して「プラスチック資源循環促進法」)が公布され、
プラスチック製品の設計から廃棄処理までの包括的な資源循環体制の強化が講じられました。
さて、本学においては、SDGsの達成に向けて、学生?教職員一人ひとりが、身近な課題も世界の課題も「自分ごと」
として考え、大学として”One Team”となって取組を推進することを宣言(熊本大学SDGs宣言)し、新たな取組を行っ
ています。また、2006年に定めた本学の「環境理念」と「環境方針」を15年ぶりに改め、学生と教職員が協働した持続
的な環境モデル「エコ?キャンパス」の創造と発信を行い、今後も様々な環境配慮活動に取り組んでいくことといたしま
した。
今回お届けする熊本大学環境報告書「えこあくと2022」では、プラスチック資源循環促進法が2022年4月1日に施行さ
れたことに因み、本学で行われているプラスチックに関する取組の一例をご紹介することといたしました。プラスチック
は軽くて成型しやすく便利な一方で、海洋プラスチックごみ問題や劣化したプラスチックから発生すると言われているメ
タンやエチレンなどの温室効果ガスがもたらす気候変動問題などを引き起こしており、国際的な対応が求められています。
読者の皆さまにおかれましては、これを機にプラスチックの利用に対する関心を高めていただければ幸いに存じます。
本報告書では、これまでも続けてきた「さらに読みやすく、伝えやすく」を念頭に置き、本学の環境配慮活動を6つの
カテゴリーに分類するとともに、視覚的にわかりやすいグラフや写真を多く用いることで、エコ?キャンパスの創造と発
信に向けた様々な取組を体系的にご理解いただけるものと思っております。
熊本大学は、「常に情報を発信し続ける大学」、「常に外から見える大学」、「常に外からの声に耳を傾け、発展し続
ける大学」を目指して果敢に挑戦していきますので、今後ともご支援、ご協力のほどどうかよろしくお願い申し上げます。
2022年9月
国立大学法人熊本大学
学長 小川 久雄
えこあくと2022
バックナンバー
- えこあくと2021(PDF 31.0MB)
- えこあくと2020(PDF 15.5MB)
- ?えこあくと2019 (PDF 15.3MB)電子書籍
- ?えこあくと2018 (PDF 21.0MB)電子書籍
- えこあくと2017 (PDF 21.9MB)電子書籍
- えこあくと2015 (PDF 18.3MB)電子書籍
- えこあくと2014 (PDF 16.2MB)電子書籍
- えこあくと2013 (PDF 15.5MB)電子書籍
- えこあくと2012 (PDF 8.9MB)? 電子書籍
- えこあくと2011 (PDF 15.6MB)電子書籍
- えこあくと2010 (PDF 25.1MB)電子書籍
- えこあくと2009 (PDF 20.7MB)電子書籍
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- えこあくと2006 (PDF 4.5MB)? 電子書籍
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