高雄医学大学(台湾)代表団が熊本大学を表敬訪問
令和7年11月25日、台湾の高雄医学大学(Kaohsiung Medical University:KMU)より、余 明隆 校長、盧 柏樑 医学部長、蔡 婉琪健康科学部副教授の3名が本学を訪問しました。
当日は、熊本大学と高雄医学大学の大学間学術交流協定と大学院医学教育部?医学部と高雄医学大学医学部との部局間交流協定の調印式が行われ、両大学の交流が新たな段階へ進むこととなりました。
調印式後、一行は五高記念館を見学、その後、小川久雄学長および大谷順理事?副学長を表敬訪問し、教育?研究交流のさらなる発展について意見交換を行いました。
余校長からは、これまで長年にわたりHBV/HCV研究分野で連携を深めてきた実績や、両大学の研究者による多数の国際共著論文に触れられ、また、熊本と高雄は直行便もあり、姉妹都市でもあるので、今後は学生交流や共同研究を一層拡大したいとの強い意向が示されました。
これに対し、小川学長からも、今後の学生交流の拡大、特に共同学位プログラムの創設の可能性など、両大学のさらなる連携強化への期待を述べました。
本学にとって、医学分野における教育交流および共同研究の深化は重要なテーマであり、今回の訪問を契機として、より実質的で持続的な協力が進むことが期待されます。

両大学間協定の調印完了

懇談中(左から:蔡婉琪副教授、盧柏樑医学部長、余明隆校長、小川久雄学長、大谷順理事)

記念写真

五高記念館内